
ハーーーーーーーッハッハッハッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずいぶん前のことになってしまったがこの天才パズル作家のDaily Akaneサマの採用盤面が10作に到達した!そういうわけで今回はこれを記念してこの盤面までの範囲で「好きなDaily Akariの盤面」を10個挙げてみるぞ
- 選定基準
- No.106 - set by Will Henderson (Easy)
- No.410 - set by 700kPC (Hard下位)
- No.138 - set by RS (Hard下位)
- No.207 - set by Σομβα (Hard中位)
- No.370 - set by nishinoyama (Very Hard下位)
- No.392 - set by 700kPC (Very Hard中位)
- No.376 - set by mrsdot (Very Hard中位)
- No.161 - set by brownie (Very Hard上位)
- No.238 - set by toam (Very Hard最上位)
- No.140 - set by phenomist (VERY HARD最上位)
- おまけ(No.310)
- あとがき
選定基準
今回はNo.1からNo.434までの盤面のうち、以下の条件を満たすように選ぶぞ
- 全てDaily Akaneが作問に関与していない盤面から選ぶ
- Daily Akariのサイト上で遊べないものは選ばない
- 1人の作者に対して選べる盤面は2つまで
1つ目はまあ当然だな!このアカネサマの盤面を選ぶことをアリにしたらそれだけで10個埋まってしまう
2つ目に関してはDaily Akariと他のパズルを解くためのサイト*1では大幅に解くときの感覚が異なる以上同列にすると不公平になるしそもそもどこにもアーカイブがないもの*2もある だから大変残念だが最初からこれは排除することにしている
3つ目についてはなるべく多くの作者を取り上げたいからな 所謂多様性というやつだ
では早速見ていこう
【注意】どの問題に対しても解答という形でのネタバレが含まれる 解いてから読みたい者は先に目次にある問題番号を確認して先に解いてから読むように!
No.106 - set by Will Henderson (Easy)

まずは2025年4月21日に登場したこの盤面 作者はみんな大好きWill Hendersonだ いつも世話になっているぞ
別に(8, 8)の救出を考えてすぐに解き始めてもいいのだがとりあえず×が置けるところ全部に×を置いてみるぞ

すると左下から始まったななめの×置きが連鎖して結果的にさっきも考えていた一が確定するぞ!あとは確定を連鎖させて……

よし、完成だ!この連鎖でグルッと回るのがいいものだなあ
No.410 - set by 700kPC (Hard下位)

いきなり番号も難易度も飛ぶが次はこれだ 今回は難易度が低いと思った順に紹介するがいかんせん私も高難易度厨なものでな……

まずはこの画像におけるあかりの確定は分かるか?このように2マス分のくぼみが一列に対して存在する場合はくぼみの2マスのどちらかにはあかりを置かねばならない このくぼみの両方に×を置いたら列の足りないアスピリンボックスになるんだ*3 ともあれこういうのはあくまで小ネタの1つであって別にこれを使って問題を解き進めるようなことは普通はしないんだよな

それで元の盤面に戻るわけだがどこを見ても突破口が見つからない いやこれ本当にHardなのか!? 仕方がないしさっきの小手先使って確定埋めとくか……

と思ったらこの操作のおかげでさらに確定が増えたな まあその分も埋めるがこの作者はどうしてそんなことをさせるんだ……?

……ってああ!!この問題はまさしくこれを用いて進めるのだな 先ほどの操作で出てきたものもさっきの延長なわけだから……

ふぅ~ まさかこの手を使って解かせてくるとはな……まさしく発想の逆転、逆転の発想だ やはり現代Daily Akariの王は侮れんな
No.138 - set by RS (Hard下位)

3つめはこれだ 周囲に三が4つもあって目を引くしあと真ん中も怪しい 色々見ていくぞ

とりあえず真ん中の0の周囲に×を置いたがこれによりその周囲の4つの一で回廊を作れることが分かるな そうするとこれが確定する

これが読めたらあとは(10, 4)の確定を埋めてそのまま流れでエンドだ

全てのあかりがヒント数字に隣接していて無駄がないな 見た目と論理の美しさを重視するところにこのアカネサマに近しいものを感じるぞ
No.207 - set by Σομβα (Hard中位)

これはDaily AkariがTAコンテンツであることを考えた時に特に味がする盤面だ まあ精度コンテンツでもあるから一旦精度優先の攻略をするぞ

まずは三と二の領域数5の向かい合いで確定できるあかりと×を置く すると下側の二と一の領域数3の向かい合わせも見えるな
……で、ここからがTA要素なわけだがここで考える二の上にもさらに二があるだろ?実はここの二の上はこの時点で既に確定しているし、さらにこれを使えばその二の右向こうにある二についても確定があって…… よし!あとは流れだ!

……というわけで全部がトントン拍子に気持ちよく決まる盤面なのであった これ中位に置いたが今までに紹介したHardで一番簡単かもな?
No.370 - set by nishinoyama (Very Hard下位)

これ難易度順で下から数えた方が早いとかマジか? まあ裏Daily_Akariをやるぞ!って言いだしたのも実は私だからそのぐらいにはなるよな…… とりあえずここ好きポイントを紹介するか

この画像を見て欲しいがもしもこの赤丸で囲ったところが全部×だとするとその下の二で詰む つまり赤丸で囲ったものの一番下にはあかりが置かれて……

ここまでのことがわかるというわけだ また別のアプローチの数独とも組み合わさるからそこでもまた味がして面白いな

そうしたらあとは流れで終了だ 初見は全部読み切れなくて間違えたがロジックが面白過ぎてこれは流石に取り上げねば!と思った 正直三本の指に入る力作だと思うがこの作者は今のところこれしか採用がないようで悲しいな
No.392 - set by 700kPC (Very Hard中位)

これはもう本当に嫉妬した盤面だ このアカネサマに嫉妬の情を抱かせるなど余程のことだぞ では早速この盤面の解き方を見ていこう……

とりあえず自明なところは全部埋めたがこれだけだと何をすればいいのか全く分からんぞ よくよく目を凝らしてみよう
そういえばこの作者といえば今はそうでもないが一時期は頻繁に回廊盤面を作っていたしアカネサマもそれのインスパイア系問題*4を作ったことがあったなあ だがこんな盤面に回廊など……ん……?

い、いやまさか本当にこれが……一旦×を置くぞ

あ、もう解けた

これを見つけさせに行ってそれで全くもって不快感を出さないどころかめちゃくちゃ面白く作れるなど反則ではないか❓
No.376 - set by mrsdot (Very Hard中位)

一、二、三の数字がギザギザに規則正しく並んでいるのがこの盤面の特徴だ だがしかしこれは実に難しい

まずはここまでをサッと埋められなければとてもじゃないがこの問題は解けない その上で一番上にある一の左右の選択からその近くのくぼみの×を埋めることができる、という理屈は分かるか?この問題はそれによって×を敷くことができる

次は7行目の一について考える どちらでもよいがその下側にあかりを置いた状態でちょっと読むと救出できない×が出来て詰む

それが分かればここまでは進む この先は細かな救出ミスがないように注意しながら埋めていくぞ

よし、これで完成だ No.347でも思ったのだがこんな見た目でもここまで複雑に解き甲斐ある盤面を作り出せるものなのだな……
No.161 - set by brownie (Very Hard上位)

ここからは本当に難しくなる 先に言っておくとこの盤面、だいぶ特殊な数え上げだ

青丸……5個中1個は赤丸の救出に使うので全部上から照らされたら終わる
黄丸……救出する必要があるが青丸を上から潰す。つまりこの盤面が解ける盤面であるならばこのマスは4つまでしか発生しないはずである
細かい説明は画像とキャプションにある通りなのだが赤丸で囲った×を救出する、を出発点に色々と考えないといけない盤面だ いま黄色の丸で囲った×は2つあるから、あと2つ見つけられたらそれだけでサッと×を敷いてすぐ解けるようになるはずだ!

左側の一に対して黄色または緑色の×が、右側の一に対して水色または紫色の×が入る
そうしたらこんどは画像でマークした2つの一を考える 既にDaily Akari No.405を解いたことがあるなら分かるとは思うが画像中赤丸で囲った×はそうしないと詰むからあとはこのカラフルな×が出てくる こいつらは合計2個置くからさっきのと合わせて4列使うぞ!そしたら×が置けるな


そういうわけでやや特殊な考え方が必要だが題意をしっかり汲めたらあとは気持ちよく解けてしまう問題だ こういう問題を作っていきたいな
No.238 - set by toam (Very Hard最上位)

この盤面を解く前にまずはこれを紹介する
この問題はなんと理詰めで解きたいのであれば数学的に解かねばならないというDaily Akariどころか美術館パズル界でもほとんど例がないトンデモパズルになっている いやいやこんなものがよく採用されたな……
まあこれを鬼の脳カリ*6でやるのがこの記事の趣旨じゃないからな 一旦その「数学的」な解法とやらをやってみようじゃないか

引用のブログ中に示された解法はちょっと天下りというか美術館の目線だとそれこそad-hocすぎてな……一旦最大数と最小数に基づく美術館ではオーソドックス寄りの考え方*7をするぞ

A~Hの6マス領域についてこの形状の領域を過不足なく照らすには回転と対称を除けば画像に示した4通りの置き方しか考えることは出来ない すなわちこれらの領域に置けるあかりは2個か3個だからこれをもとに各ヒントマスの制約、特に赤丸で囲った一に接するあかりの数が4つキッカリなことからA~Hでやれる置き方を考えることになるぞ

いきなりだがこういう感じになるから「一」が小部屋の斜めの仕切りに置かれているA, B, C, D, E, Fの各領域に対しては3個置きを試みることが出来ない またHに対しても×の制約から不可だ

逆にGの部屋はここのあかりが確定していて、2個か3個ここに置くことができるぞ そしてここが2個パターンだったならばその右の一を左で消費、3個はこの逆なのでこれをもとに脳カリしてもいいが数え上げを使った方が結果的に脳には優しい

またA, B, E, Fの部屋に対しては画像のような矛盾が起きるからさらにあかりの配置パターンが絞られる すると最終的には赤丸で囲った一に接するあかりの数はAとBで合わせて1、EとFでも合わせて1という結論を得る

さらにC, Dの領域に対しても画像のような矛盾を得るから赤丸の一に接するあかりの数はCとDでは合わせて0または1ということになる だいぶ話が見えてきたぞ

そして最後にGとHについてだが画像のように赤丸の一に2つ接する場合と1つも接しない場合がある よって赤丸の一に接するあかりの数はGとHで合わせて0または2ということになるな
ここまでの事実をまとめると、
- 4つある赤丸の一に接するあかりの数は合わせて4つ
- 上記のうち、A, B, E, Fに置くものはちょうど2つ
- C, Dに置くものは最大で1つ
- G, Hには当該のあかりは2つ置くか、1つも置かない
ということになる そして、上記の条件を丁度全て満たせるあかりの置き方は「AとBに合わせて1個、CとDに合わせて0個、EとFに合わせて1個、GとHに合わせて2個」しかない

つまり、こうなって……

こうだ!ここまで説明を簡単にすれば小学生でも理解できるだろう*8 なに?このアカネサマの理路整然とした素晴らしい説明が理解できない?ああもう貴様は大人しくDFSしてろ!!
No.140 - set by phenomist (VERY HARD最上位)

もう何度見たのかもわからない、何度擦られたのかすらもわからない言わずと知れた伝説の問題だ Willもよくこんなものを採用したな……
この問題については2通りの解法がある ひとつはこの記事に紹介のある解き方でこれはNo.140を解けなかったものが最初に読む文章であるからよく知られているな 今回はもう一つ、より応用が効くと思われる解法を紹介する
もういろんな記事をペタペタ貼っているわけだがとりあえず今回はこの記事を読む No.140も含めた格子美術館についての入門みたいな記事だがまあ今回使うとこだけ絞り出すと
- n×nの正方形の格子美術館には最大で2n-4までヒント数字が置ける
- ヒント数字の総和が2n-4なら全てのヒント数字の斜めの角に×が置ける
ということだ この2n-4をここでは「ヒント数字の理論値」と呼ぶことにしよう
ヒント数字の理論値と実際のヒント数字の総数が合わない格子美術館は難しすぎてDAには出すことすら適わないが今回はどちらも20で一致する*9 これを利用して解き進めるぞ

まずは画像のように×を置け ヒント数字はこの時点で理論値だから残った黒マスは全て0であるとみなすことができる そうすると(4, 3)から決まる

ここで角ポジに置いた×が役に立つ よく見れば5行目を(5, 11)から救出する必要があるからここにさらにあかりを置く そうしたらあとは流れでクリアだ

という感じで簡単に仕上がる ちなみに最近にもこれを知っておくとかなり簡単になるベリハが出たからやってみろ!
おまけ(No.310)
これにて10選は紹介し終えたがここまでの「シンプルな良問」「少々変だが面白い問題」とは別の評価軸でもうひとつ紹介したい盤面がある まあサムネで察したとは思うが……

い つ も の
実 家 の よ う な 安 心 感
流石にこれを取り上げないことにはDaily Akariエアプだよな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そういうわけでここまでこの記事を読んだ貴様への特別プレゼントとしてアカネサマが考えるこの問題の最もクレバーな解き方を紹介しておこう

流石にこれの導出方法は解説せんぞ そのうえでここからどうしたらいいのかという話がメインだからな 実は1か所の仮定で終わる解法がある

この逢坂茜様の世界征服事業に携わっている貴様らであればこの状態が詰みであることは即座に理解出来よう (7, 6)の一に対してその角ポジが×である以上こうなったらもう上と右のどっちに置いても救出できんのだ そしてこの状態は図の赤丸に置いたことから得られる

ゆえにここまでのことがわかる

ここで図の赤×をさっきの考察から確定させることが出来る やることは全く同じなわけだがここで同じ手で決められる点がこの解き方のいいところだな この盤面はこんな感じでDFSから逃げられないことで有名な盤面だからなるべくこういうクレバーで思考量を減らせる解法を選んだ方がいいのだ

そういうわけでこれも討伐完了だ この解法ですら四手読みとは……
あとがき
茜の飼い主の水無瀬透です。今回は趣向を変えて「好きな盤面特集」を書かせましたがどうでしたか?個人的にはNo.238の解き方はアホ犬の割には綺麗にまとめられているなと思います。実際数学的な思考が得意じゃない人は茜が書いた解法の方がいいと思う。

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mIsIsUP1_wxrDz7b_FEORy4Q-6VO5NUK4
さあここでなんとwotakuさんの最新のインストアルバムが出ました!!早速フルで全部聴きましたがバチバチで凄かったですね。特に「転校生には秘密がある」「生徒会長も本当は」「Nagisa Glitter」あたりがドパガキ諸君にはおすすめです。いや全曲聴いてね。ちなみにこれの前編にあたる「アリス失格」とは異なり「アリス合格」という曲はありません。なんでだろーね。
曲のジャンルはバラードからHyperflipまで多彩で幅広いですが全体として音ゲーコア指向で、学校モノをイメージしているのか明るい感じの曲が多いです。そして1曲1曲が短いのでサクッと1周できます。個人的にはダーク路線のwotakuの方が好きなのでその点はうーんという感じでしたが質は保証するし普通に好きな曲もあったしでやっぱ名盤ですこれ。
そしたら「アリス失格」の方で一番好きなトラックも貼り付けます。高速シャッフルですが所々リズムが独特。こっちの方がみんな知ってるwotakuに近いのかなと思います。そんなこんなで今回はおたくるナンセンスとしては原点回帰かもしれない(いやそもそも原点なんかあんの?)、「好き」にフィーチャーした内容をお送りしました。
ではでは。